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Date added: 8.2.2015
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明治から昭和初期にかけて歌人、作家、思想家として活躍した与謝野晶子の評論。初出は「横浜貿易新報」[1918(大正7)年]。「西伯利亜(シベリヤ)へ日本の大兵を出すか出さないかという問題」が日本人の上での大問題だと述べ、「兵は凶器なり」・戦争を以て「正義人道を亡す暴力なり」という言葉に無条件に同意する。自衛の範囲を越えない軍備はやむを得ないが、出兵に対してはあくまでの反対の立場を取る。 Naniyue no shuppeika by Akiko Yosano